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宇宙弾道飛行に使用される機材(宇宙船)はロシアの「エクスプローラー」が有力ですが、ロシアのサブオ−ビタルコ−ポレ−ション「コスモポリス-21」、アメリカのXCOR社「ジ−ラス」ロケットプレ−ン社「ロケットプレ−ンXP」、ヴァージンが、宇宙観光事業に参入すると発表したスケールド・コンポジッツ社の「スペースシップワン」も宇宙弾道飛行の有力候補です。
各社とも、何度も地上と宇宙空間を行き来するRLV(Reusable launch Vehicle)を開発しております。
ここでは、実際に飛行を行ったり、具体的な発表がされた機材(宇宙船)をご紹介します。 |
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コスモポリス21
(C21) |
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2002年3月14日モスクワ郊外のジェイコフスキー空軍基地で記者会見を開催。
ミグ戦闘機などで航空機開発の実績をベースに、宇宙開発の先進国ロシアの宇宙ロケット技術を取り入れることにより資金調達次第では有力な宇宙船の1つと言える。
このRLVは宙船はの下に写っている航空機(M55)で上空まで運ばれ、そこで切り離され宇宙に向かう方式。スペースシップワンとは異なり、C21がM55の上に搭載され、翼も固定式。 |
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スペースシップ・ワン (Space
Ship One) |
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2004年10月4日のフライトでXプライズの獲得したアメリカのスケールド・コンポジッツ社が開発したRLV。写真後方の航空機(ホワイトナイト)で15km上空まで運ばれた後切り離され、単独で100kmへ向かう。地球に戻る際は、宇宙船自体のバランスと共に可動式の翼で制御する。
一般の方が宇宙旅行を楽しむ目的に開発された宇宙船ではないが、商業飛行の宇宙船として開発を継続。
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>>> Xプライズ フライトについてはこちらから |
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実際に使用する宇宙船が決定してないため未定ですが、有力候補の使用宇宙船から下記のフライト・スケジュールが推定されています。 |
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@ |
地上15,000m程度まで航空機で運ばれる。 |
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A |
切り離された後60-90秒間ロケットエンジンを点火、その後は空気抵抗のほとんど無い高度100〜130kmの宇宙空間へ向かう。 |
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B |
約3〜5分間の無重力状態を体験した後、重力により地球へ向かう |
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飛行時間は1時間〜2時間程度、最高速度マッハ3〜4程度、最大3〜4.5Gの重力を体験できると予想されます。 |
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宇宙弾道飛行に向けて実質4日間程度のプログラムが予定されています。 |
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1日目 |
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各地より到着 |
2日目 |
午前
午後
夕刻 |
プログラムのブリーフィング・オリエンテーション
担当医師による健康診断
同乗者と搭乗員の紹介
フライトスーツの安全機能、操作に関するブリーフィング及び寸法合わせ。
記念撮影 他
天文に関する説明と天体観測 |
3日目 |
宇宙船と安全性に関するトレーニング |
午前
午後 |
プログラムのブリーフィング:質疑応答
再使用型宇宙輸送機(RLV)の見学 他
科学的知識に関するブリーフィング
機材操作の講習 他 |
4日目 |
飛行中のシュミレーション安全訓練 |
午前
午後 |
飛行シミュレーションの講習
自由行動(翌日の打ち上げに備え、体調を整えて下さい) |
5日目 |
地上100kmの宇宙へ出発 |
午前
午後
夕刻 |
宇宙飛行士伝統の”ステーキ&エッグ朝食”
最終説明 直前実地試乗訓練 持ち物チェック
打ち上げ *** 記念すべき宇宙空間へのフライト ***
クルー・スタッフとの祝賀記念夕食会 |
6日目 |
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各地へ |
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・ |
上記スケジュールは、あくまでも予想されるスケジュールですが、どの宇宙船に搭乗される場合も3日間程度のトレーニングが見込まれています。
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現時点では、開発中のため安全運行のためのテスト飛行などを考慮するとまだ実施までに時間が必要と推測されます。
尚、運行は当初は毎日運行されず、既に100名様を超える方の予約があるため、実施日が決まってからのお申込の場合は、お申込から実施までかなりお時間をいただくと見込まれています。 |
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スペースポート(宇宙旅行空港)に立候補する国があり、アメリカ・カルフォルニア、シンガポール、UAE(アラブ首長国連邦)、ロシア、カザフスタン(バイコヌール)などが候補になっています。 |
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