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「DSEアルファ計画」と銘打ったミッションは、月の裏側へ飛行する初めての「民間人月旅行」です。38万kmのかなたの月への有人飛行は、米アポロ計画以来絶えていましたが、今民間会社にて実現しようとしています。
このミッションは実績の十分ある宇宙ロケット・ソユーズを利用し、ロシアの宇宙飛行士が操縦、地球の低軌道でアッパーステージ・ブースター(月へ行く際に使うロケット)に直接ドッキングを行う方法(1)と、国際宇宙ステーション(ISS)に数日滞在した後に月ロケットへのアッパーステージ・ドッキングを行う方法(2)が検討中です。
月までの道のりは片道約3日間、月の裏側を飛行し地球に帰還します。(1)の方法の場合には、旅行期間は8〜9日間、(2)の方法の場合には、9〜21日間となる予定です。
必要な研究開発や宇宙船の改装、試験飛行の後、早ければ 2008年にも打ち上げられる予定で、2人分の旅行者搭乗が可能であり、旅行代金は、各1億米ドル(約120億円)です。既に、説明会が開催されています。
さらに、将来のDSEミッションには、月軌道や月面ミッションも想定されており、月面に着陸をする宇宙旅行・月旅行の実現も決して遠い事ではありません。
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